アウトドア・サウナ好きにおすすめのテントサウナ
テントサウナとは、耐熱性のテントでサウナを楽しむフィンランド式のサウナのことです。
銭湯でのサウナとの違いは、サウナ後に温かくなった体を大自然の中で冷やして解放感を味わえることです。
そんな自然と一体になれるテントサウナは、アウトドア・サウナ好きの方や、キャンプをさらに楽しみたいという方にとてもおすすめです。
ここからテントサウナのやり方や注意点について詳しく説明するので、これからテントサウナに挑戦してみたい、やってみたかったけどやり方が分からなかったという方ははぜひ参考にしてみてください。
テントサウナを行う上でのポイントや注意点は?
テントサウナを行う上でのポイントは3つ。
「テントを張っても問題ないか」「火の使用ができるか」「川や湖は遊泳できるか」です。
テントサウナの場合、川の近くに建てたいと思う方が多いですが、増水などにも注意が必要です。
テントにストーブを入れるのを禁止しているキャンプ場もあるので、事前に確認をしてからテントサウナを楽しむようにしましょう。
また、騒がしくして周りに迷惑をかけないなどの基本的なマナーを守り、いつも以上に周りを意識するようにしましょう。
さらに「10m以上の風が吹いているときは中止する」「乾いた薪を使う」などの注意も必要です。
風でストーブが倒れると危険ですし、水分を多く含む薪は一酸化炭素中毒を引き起こすリスクがあります。
アフターサービスが充実している
まず初心者には、アフターサービスが充実している日本の代理店を経由して購入できるテントサウナがおすすめです。
実際に入って試すこともできるので、安心です。
また、購入する人がいる一方で、自分で作ったり個人で輸入する人もいます。
ここからはテントサウナを選ぶ上で知っておきたい性能についてご紹介します。
サウナにとって大切なのが温度。テントサウナには大きくフィンランド製とロシア製がありますが、ロシア製の方が高い温度で楽しめる傾向があります。
ロシア製のものでも薪の燃やし方によっては低めに設定することもできますが、あまり高くない温度でまったりと楽しみたい方はフィンランド製、サウナ上級者など高い温度でサウナを楽しみたい方はロシア製のサウナがおすすめです。
ロシア製モルジュの場合のテントサウナの建て方
ここからはロシア製モルジュの場合のテントサウナの建て方をご紹介します。
まずは普通のテントと同じように骨組みを組み立てます。
次に、テントの本体に通す筒状の箇所であるスリーブにフレームを入れます。
モルジュのスリーブは比較的簡単に取り扱うことができます。
次はペグを地面に打っていきます(ペグダウン)。
ペグダウンをする際のポイントは、角と面どちらもロープでピンと張ること。
風が吹いたときにストーブや背中と幕がくっつくのを防いでくれますよ。
次は煙突を組み立てていきます。
ポイントは煙突をなるべく真っ直ぐ立てること。
曲がらないようにすることで、風の通りが良くなって燃焼率も良くなります。
次はいよいよストーブにサウナストーンを積んでいきます。
ポイントは石の面と面をくっつけるように積んでいくことです。
隙間をなくすことで熱の伝導効率が良くなります。
以上でテントサウナの完成です!あとは小物や椅子などを設置してテントサウナを楽しみましょう。
慣れてくると20分くらいで完成できますよ。
ぜひ大自然の中でのテントサウナで体も心もリフレッシュしてください!