冷却サウナとは

サウナは高温の室内で汗を流し、水風呂で体を冷ます温冷交代浴に休憩するのが一般的です。
しかし、今回紹介するクライオサウナは、何と-110~190度の超低温環境で体を冷却します。
どのような効果があるのでしょうか。

クライオサウナとは

クライオサウナとはクライオセラピーを行うための機器です。
クライオセラピーとは、冷却という意味のクライオとセラピーからなる造語で全身を1~3分間、超低温で冷却。
体を冷却することで免疫システムを刺激し、再生を促す効果があります。
スポーツ選手がケガをした際のリハビリとして積極的に活用され、ヨーロッパのサッカークラブでは施設の一部として利用されています。
また、美容業界でもエイジングケアとして取り入れられる美容法です。

元々はリウマチの治療を目的に日本で開発された技術ですが、欧米を中心に広まりました。
日本でもアスリートの多くが利用しています。

クライオサウナに入れる施設

クライオサウナに入っている方の動画がありましたので、拝見しました。
一般人でも入ることは可能なようですが、1回10,000円とお値段は高めですね。気軽に入るのは難しいかもしれません。
今後普及していけばもう少し、価格は抑えられると思います。

アイスバス

クライオセラピーはクライオサウナだけではありません。氷を入れた水風呂アイスバスもクライオセラピーの一種です。
アイスバスはハードなトレーニング後に入ることで、上がった体温を下げ、疲労回復に役立ちます。
氷を入れた水風呂なので、水の温度は10度ほど。かなりの低温なので入るのには勇気がいるかもしれません。
入る時間は15分が効果的な長さで、それ以上だと氷が溶けて効果が弱まるそうです。アイスバスに入っていると冷たさによって、呼吸が浅くなるので深呼吸を意識します。
凍傷や低体温症については、氷点下以上、入浴時間が15分以下であるため、起こりにくいはずです。
念のため最初の数回は誰かそばにいてもらうといいでしょう。