バイクといえばカワサキ

漫画がバイクに乗るきっかけ

私が高校まではバイクに興味がなく、どちらかというと車のほうが好きだったと思います。
友だちのお父さんが持っていた古い漫画「あいつとララバイ」を読み始めてからバイクが好きになっていました。
読んでいるうちに私の中でバイクといえばカワサキと強い印象を持つほどに影響を受けました。
大学最初の夏休みに免許を取り、ガソリンスタンドでアルバイトをして中古のゼファーを購入。
バイト代でパーツを買って漫画にあった仕様にカスタムするほど夢中でした。
漫画のように公道でレースはしていませんが、仲間たちとツーリングを楽しみながら色々なところへいった当時のことをよく思い出します。

あいつとララバイとは

あいつとララバイはラブコメ漫画で始まりましたが、途中で路線変更しバイク漫画になった作品です。
特に後半のバイクバトル編が好きでした。
主人公の研二の乗るバイクは連載時に発売されていたバイクよりさらに古いカワサキのバイクで、最新のバイクにテクニックとカスタムで勝つというのが面白いんです。
バイクのカスタムですごいパワーを持っていくと同時に、バイクを操る研二のテクニックも公道のレースでは収まらなくなっていきます。
その後、アメリカへバイクレーサーとして旅立ちます。最終回では日本に戻ってきますが…

好きなキャラクターは「死神ライダー赤木のマッハ」です。
赤木と競うと相手が事故にあってしまうというキャラクターで、その格好良さから好きになりました。
一番速いやつがリーダーになる掟のバイクチームでリーダーなのも魅力です。

バイクの事故について話しているシーンから、私はバイクを楽しむために速さより安全に走ることを心がけるようになっていました。
研二のようにライダーとして天才的な才能を持っていませんし、けがをしてしまってはバイクを楽しめません。
もちろん、個人で楽しむために走るのに暴走行為はもってのほかです。
公道を走るのでルールを守りながら、楽しませてもらっている気持ちで私は走っています。
過去に事故にあったこともありますし、足を骨折する大けがもありました。
それでもいつまでも走るために安全運転を心がけながら走っています。

私が生まれる前の漫画で絵も古いと感じましたが、こんなに影響されるとは思いませんでした。
バイクの楽しさと危険を教えてもらいながらも、バイクに乗る楽しさを教えてくれます。
たまに読み返すとバイクに乗りたいと思えてくる漫画です。