体を濡れたままにしないのが基本
サウナに入った後、湯冷めしないようにするには体温の急激な変化を避けることを心がけてください。
サウナで体が温まった後、急に寒い環境に出ると体温が急速に下がり、湯冷めを引き起こす原因になります。
サウナから出た後はシャワーを浴びますが、このとき、急激な温度変化を避けるために冷水ではなくぬるま湯を浴びることが望ましいです。
ぬるま湯で体温を徐々に下げると、湯冷めを防ぐことができます。
シャワー後は体をしっかりと拭いてから服を着ますが、この際、拭き残しのないようにしっかり乾かしましょう。
髪の毛は特に気をつけてください。
頭部や足先は体温調節に直接影響するため、サウナ後は特に温かく保つように注意します。
湯上がり直後には、すぐに厚着はしないようにしましょう。
サウナやお風呂から上がった直後の体は発汗を続けているので、その状態ですぐに厚着してしまうと服の内部で湿気が閉じ込められ、結果的に体を冷やしてしまうことがあります。
サウナから出た後は、まず体温を徐々に下げることが大切です。
ではどうすればよいかというと、すぐに出発しないで、しばらくの間、休憩スペースなどでゆっくり過ごすことをお勧めします。
サウナという非常に熱い環境では、心臓や血管に一定の負荷がかかっています。
サウナ後には適度な休息を取り、心身ともにリラックスすると、自然と体温が安定していくでしょう。
体の中から温めるのが吉
ここまで気をつけていても、寒風吹きすさぶなかバイクに乗ると湯冷めしやすくなります。
冬場にバイクで移動する場合は、サウナを出た後、休憩スペースでゆっくり体温を下げる時間を取る際に温かい飲み物を飲んで体を内側から温めるようにしましょう。
できれば、軽い食事や温かいスープも摂ってください。
ただし、運転しない場合でもアルコールやカフェインを含む飲み物は避けた方がよいでしょう。
アルコールやカフェインには体を冷やす効果があるので、温まったつもりでも実は湯冷めしやすくなるリスクがあります。
また、バイクに乗る前には十分な防寒対策が必要です。
バイク用の防風・保温性の高いジャケット、手袋、ネックウォーマーなどを着用し、体温が急激に下がるのを防ぎます。
特に頭部や首回り、手足の防寒は重要で、これらの部位が冷えると全身の体温の低下にもつながりやすいです。
サウナ利用後にバイクでの長距離ライドを予定している場合は、特に体調に注意してください。
体感温度が低下し過ぎないように気をつけながら運転することをおすすめします。
体調が優れない場合や、特に寒い状況では運転を控えることも検討しましょう。
安全運転を心がけ、湯冷め対策を行いながらサウナ後のバイク乗車を楽しんでください。