ロングツーリングで疲労を溜めないためには?

バイクを楽しむ方法の1つとしてツーリングを想像される方も多いのではないでしょうか。
しかし、ロングツーリングとなると身体が疲れてしまったり、風の抵抗を受けて体感温度や体力が奪われてしまったりします。
今回はロングツーリングで疲労をためないためのライディングフォームと休憩、防風のコツについてご紹介します。
ロングツーリングをする際はぜひ参考にしてみてください。

長時間でも疲れないライディングフォームは?

正しい姿勢でバイクを運転できていない場合、体が痛くなってしまう可能性があります。
さらにそのまま運転を続けていると痛くなったところをかばって姿勢が悪くなり、痛みがひどくなってしまう危険性もあります。
思うようにスピードが出せずにストレスを抱えて運転することになってしまうので、ライディングフォームを改善する必要があります。
具体的な改善方法は以下の2つです。

まず1つ目はバイクの大きさです。
体の大きさとバイクの大きさがあっていない場合、正しいランディングフォームを取ることができません。
ハンドルやシート交換などの対処で正しい前傾姿勢が取れるようになります。
その結果、正しいランディングフォームが取れるようになり、疲れにくくなります。

2つ目はスロットルを保った運転をすることです。
握力減退の予防策として、スロットルアシストなどの補助機器を付け、スロットルを保った運転ができるようにすることをおすすめします。

こまめに休憩を取ろう!

ロングツーリングの際は1時間に1回は休憩をしましょう。
ロングツーリングでは神経を集中した状態で同じ姿勢を保ったまま長時間運転します。
そのため、体の筋肉が固まったり疲労の原因になります。
気分転換のためにも1時間に1回は休憩をするようにしましょう。

また、休憩の際は必ずヘルメットを取って有酸素運動である全身のストレッチを行いましょう。
ウォーキングやストレッチのような有酸素運動は体に酸素を取り込むことができるため、疲労回復に効果的です。
アキレス腱を伸ばしたり、首回りや下半身のストレッチを念入りに行ってください。
また、複数でツーリングを行う際は2人組で背中を伸ばすストレッチをしたりするのもおすすめです。

風防で疲れない工夫をしよう!

ヘルメットが疲れの原因になることもあります。
シールド付きのジェットヘルメットを使用していると、バイク運転中に風切り音が大きく精神的なストレスになってしまい、疲れを感じてしまいます。
フルフェイスタイプのヘルメットに変えることで改善される可能性があるので、試してみてください。

そしてロングツーリングの際は、バイクに風防を装着することがおすすめです。
風切り音を完全になくすことは難しいですが、ヘルメットとの組み合わせ次第ではかなり風切り音が減少します。
また、風防があっても体温は低下してしまいます。
ライダースーツやウェア・ジャケットなどを着て袖や裾が風圧に負けないようにすることで体温低下を防いだり、ストレスを軽減させたりすることができます。